駒ヶ根だより(GW特別号)
今日で、4月も終了!大型連休前半が終了し、丁度中休みというこの時! スケールの大きい大データが ”化石片人” さんから届きました。
24日曇天、南ア・ジオパーク協議会総会
25日快晴、南ア・ジオパーク・カレッジ in 伊那(長谷公民館)
25~27日、伊那市創造館ジオパーク企画展準備(標本抽出など)
28日快晴、戸倉山(1680.7m)のミツバツツジ群生地観察、
【新会員:溝口尚武氏(伊那百名山の会・会長)に同道】
29日快晴、午前中、鹿嶺高原探索。午後中尾歌舞伎鑑賞、戸台川幕岩のシナノコザクラ観察会
など、駒ヶ根山家での早朝や夕刻の野良仕事も忙しく、多様な一週間でした。
25日07:00ころ、駒ヶ根山家よりの宝剣岳。
同日08:00過ぎ、天竜川河畔より、中ア連峰。
鹿嶺高原展望台より、鋸岳・東駒・駒津峰・双児山・仙丈ケ岳。
同 中ア連峰、右に御嶽山、白山までの大展望
同 北ア連峰、左に御嶽山、白山。
同日 天竜川河畔より、中ア連峰。
同日 天竜川河畔より、宝剣岳(雪形?)。
同日 天竜川河畔より、空木岳。
同日 天竜川河畔より、南駒ヶ岳。
同日15:00ころ、駒ヶ根山家で咲き始めた、トウゴクミツバツツジ。
(ミツバツツジより約一週間遅れて咲く)
29日07:00ころ、駒ヶ根山家より宝剣岳。
同日 宝剣岳附近の雪形見え始める。
同日08:00ころ、天竜川河畔より、中ア・西駒連峰。
同日、同刻、同地より、中ア・南駒空木連峰。
同日、13:30開演の中尾歌舞伎定期公演
「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」の一こま。
総会兼交流会の報告
大地山より
”北陸のエース” 絶景王さんから、初春のレポートです。
大地山より 22日、前線は去りましたが冷たい風、今日は上駒ヶ岳(白馬岳)、下駒ヶ岳、越中駒ヶ岳の3つの駒を見に出かけました。 大地山(おおちやま)です。前日の雪で新雪20cmを越えていました。 大地山から下駒ヶ岳です 大地山から越中駒ヶ岳。残念ながら上駒ヶ岳(白馬岳)は雲の中です。 風は冷たいのですが陽はブナの影形を作っています。 翌日のわが町のチューリップと越中駒ヶ岳です。駒形がみえています。チューリップと上駒ヶ岳。わが町のチューリップとアルプスはいいですよ。
甲斐駒ヶ岳 定点観測(4月第3弾)
”駒にえべし” さんからの定点情報です。
毎週に近いくらい週末は山梨におります。
日々の甲斐駒の変化をお届けできるかわかりませんが、これからも魅力ある甲斐駒山麓の日常をお届けできればと思います。
今のデジカメは便利な機能がついており、このパノラマ写真は富士山から甲斐駒、八ヶ岳までの240度を撮ったものです。
近くの田んぼと甲斐駒周辺。霜が降り田んぼは白く輝いていました。
駒ヶ根だより(4月第2報)
”化石片人” さん いつもありがとうございます。
18~20日と駒ヶ根に滞在。連日霜注意報が出るほどの寒さです。3日とも午前は野良仕事。ジャガイモ定植。ネギ植え付け畝つくり。冬根の草とりなど、、、、、。
午後は、予定の活動など。19日の午後には鹿嶺高原の展望台から南アルプスをパノラマで楽しんだ。日陰の林道や深い谷沢にはまだ残雪がかなりあり、芽吹きも遅れている。
駒ヶ根の山家には、西洋水仙、梅、レンギョウ、雪柳、ミツバツツジ、ハナモモ、ナシ、プリムラ(西洋サクラソウ)などが共演状態です。
18日09:00ころの山家より宝剣岳
19日08:00ころの山家より宝剣岳
19日16:00ころ伊那市長谷鹿嶺高原からの
鋸岳・東駒ケ岳・駒津峰・双児山・仙丈ケ岳
20日08:00ころの山家より宝剣岳
20日11:00ころ、山家で咲き始めたミツバツツジ・ユキヤナギ
駒の話シリーズ 62:イングランドのホワイトホース(白馬)
この白馬群はイングランド南部のオックスフォードシャー州の、これまた南部にあたる地域にいる。石灰岩を切りだしたこれらの白い地上絵は、我々駒ヶ岳マニアには雪形に見え、イングランドの駒ヶ岳と命名したい位である。 雪形と誤解するほどだからさぞ高い山に白馬が横たわっていると思われるが、オックスフォードシャー州の最高地点は海抜261mである。オックスフォードと聞けば、私たち日本人のほとんどはオッククスフォード大学を思い起こすが、この大学の設立は1096年(平安時代後期)である。また、新石器時代にブリトン人が造った巨石文明の遺跡ストーンヘンジもイングランド南部に点在している。
オックスフォードシャー州は5郡からなり、われらの白馬9頭の所在地はヴェールオヴホワイトホース(かつてはアフィントンホワイトホース)郡である。全37ページの小冊子『White Horses of Wiltshire & Uffington』はこれらの9ヶ所の馬たちのガイドブックである。
旧アフィントン郡と言う名称の通り、9ヶ所の馬の元祖はアフィントン馬である。いずれも白亜質の大地を削り、白く馬を浮き立たせている。アフィントン馬の発生は白亜質と言う地質からの推測で3000年前との説も有るが、アビンドン寺院にある「白馬丘が1070年」、「白馬が1190年」と記述された文献が真ともである。白馬の由来は神話のドラゴンを表すと思わせる馬説と、イングランドの先住民のケルト人(紀元前500年頃の移住が最多)の馬女神・エポナ神説の二つがる。頭が右、尾が左の馬の寸法は鼻から尾まで111m、口から蹄まで33,5mのアフィントン 馬の眺めは空中からが最高とされるが、見学者は簡単に空中に上がれる分がなく、隣のドラゴン丘からの眺めが良いとされている。今日、アフィントン馬はナショナルトラストによって管理され、チョークや白いポリプロピレンネットで絶えず補修され景観が維持されている。アフィントン馬以外の8頭は意外に小型で、新しくいずれも地表面を削り、白亜質を露出させている。また8頭のうちディーバイジズ以外の馬は左、尾が右のチョーク像であることも共通する。イングランドでは頭が右の馬(アフィントン、ディーバイジズ)は珍しいとされている。
名称 | 開削年 | 鼻~尾(m) | 口~蹄(m) | 備 考 |
Old Westbury Horse | 1778 | ? | ? | |
Cherhill Horse | 1780 | 39 | 43 | |
New Westbury Horse | 1785 | 55,5 | 33 | 古い馬の上に再開削された |
Marlborough Horse | 1804 | 19 | 14,5 | |
Alton Barnes Horse | 1812 | 55 | 22 | |
Hackpen Horse | 1838 | 27,5 | 27,5 | |
Old Devizes Horse | 1845 | ? | ? | |
Broad Town Horse | 1864 ? | 24,5 | 20 | |
New Pewsey Horse | 1937 | 29,5 | 10,5 | 元の馬は1785年に開削 |
Devizes Horse | 1999 | ? | ? | 新しい世紀を記念して |
春の山
我がファンクラブ ”北陸のエース” 絶景王 から 春の便り 2題です。
春の仁王山 だいぶ陽気がよいので、14日、春を覗きにいきました。 昨年の秋から履き続けている山行用長靴です。氷雪にはピッケルを持ちます。通常は子供の使っていたスキーストックが相棒です。紐を締めなくていいし、スパッツも入らないし、暖かです。 雪の無い山麓にはカタクリが咲いています。スミレ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、キクザキイチゲなども出迎えてくれました。 2日前に降った15cm程の雪です、快適なものです。 仁王山の頂上です、残雪1.5mと昨年の1/3です。 越中駒ヶ岳です、霞んで見えます。まだまだ寄せつけない存在です。
上駒ヶ岳(白馬岳)はさらに霞んで写真になりません。
春の大鷲山 仁王山に登った時、大鷲山を偵察してみると笹川の谷あいから雪を伝って登れそうなので、今日はここを登ります。この山は通常は越中宮崎の近くのヒスイ海岸のある境(海抜0m)から815mの頂上を目指します。今日は残雪期の利点を生かしての登ります。 登り4時間、大鷲山から見た、下駒ヶ岳です。 振り返ると眼下には海抜0mの日本海です。
甲斐駒ヶ岳 定点情報(4月第2弾)
我がファンクラブ 甲斐駒定点観測王 ”駒にえべし” さんから届きました。
この春はいつもより早く八ヶ岳山麓も花盛り。桜に負けない甲斐駒でしたが、可憐な花々も咲き誇っています。
今年度から廃校になった小学校の桜と甲斐駒
長坂湖(人造湖)の桜と甲斐駒
自生しているサクラソウとワサビの花
そして、庭の芝桜です
甲斐駒 定点情報
甲斐駒ヶ岳近況報告が届きました。 勿論 ”駒にえべし” さんからです。
3月からの送別会や引っ越し等で慌ただしい日々を過ごしましたが、何とか落ち着き、東京での仕事や山梨での農作業にと動きだしたこの頃です。
久しぶりの甲斐駒定点報告です。大荒れの雨、風の一昨日から、今朝は風は強いものの快晴の山並みが姿を現しました。
周辺もいよいよ花との競演も近いのですが、田畑に光る白いものは霜柱。気温も10度に届いていません。
一方、甲府盆地は桜、桃など果樹の花の競演真っ盛りです。
これからもよろしくお願いします。。