駒ヶ根だより
”化石片人” さんから 定期便です。
8月の駒ヶ根を3往復しましたが、17~21日と滞在しました。
野良は、小豆の収穫、発芽したソバの草取り、ダイコンやネギの草取り、夏野菜の収穫
など、樹木の枝切り、土手や空き地の草刈りとやることは尽きませんが、熱さとの戦いです。高い山は雲に覆われたりしますが、
里山にはなかなか雨が降りません。畑の土が埃か砂漠の砂の状態です。
それでも三峰川上流の原始林に入ると別世界のような大自然が迎えてくれます。
18日には、戸台川の上流の横岳峠(古道)ルートの風穴探索ジオツアーに参加しました。
鋸岳山麓の原生林へ入ると、
ブナ・ウダイカンバ・ダケカンバ・オノオレカンバ・ヒメバラモミ・ウラジロモミ・ヒメコマツ・チョウセンゴヨウマツ・シラビソ・トウヒ・ハリギリなどの巨木が茂り、林床は苔むしていました。
古道を辿ること3時間半、澤底の岩屑の間から水の滴れながれる音、岩の隙間を覗き込むと、なんと残氷の塊が潜んでいました。参加者一同で透明な見事なカキ氷に感動して、帰路につきました。
道の駅「南アルプスむら」で解散したのは19:30を回っていました。
20日は、伊那地区ジオガイド研修会で、アルプス林道往復(曇天で展望がもう一つ)と
鷹岩井筋跡見学・和泉原井筋見学・常福寺見学などにオブザーバー参加しました。
原生林の中でダケカンバ・ヒメバラモミ・ウラジロモミを見上げる。
風穴の中に確認した氷(中央部分)
戸台川原でひっそりと咲いていたタカネビランジ
8月18日06:50ころ、駒ケ根山家より宝剣岳を望む
8月19日09:00ころ、駒ケ根山家より宝剣岳を望む
20日、21日は曇天で、昼間は宝剣岳が見えませんが、夜になると千畳敷ホテルの明
かりは見えていました。